意外と知られていない、GrantやGrantedの意味と使い方

grant

日本ではあまり重視されていない単語ですが、grantは動詞や名詞として多くの定義を持ち、ビジネスでも頻繁に使う単語です。動詞としては「受け入れる、認める」が基本の意味となります。

1) We are sorry to say that we won’t be able to grant your request.
(申し訳ございませんがご要望にお応えすることはできないと思います)

1)のgrant one’s requestで「要望に応じる、リクエストを受け入れる」という意味です。ここではwon’t be able to~で「~することができないでしょう」と遠回しな言い方をしています。相手の要望を断る時のかなり丁寧な言い方で文書向けですね。反対にdeny one’s requestで「要望を認めない、却下する」になります。

メモ書きなどに”Request granted!”と書くことがあります。「ご要望、了解!」のような意味になります。反対に”Request denied!”といえば「リクエスト却下!」です。

*will be able to~(~できるだろう)の表現に関する記事は ⇒こちら

2) Your application is granted.
(あなたの申請は認められました)

2)のように、受動態で使うこともよくあります。官公庁などに出した申請の結果通知に、よくこんな風に書いてあります。

3) We should not take peace for granted.
(平和を当たり前と考えるべきではない)

3)はtake~for grantedで「~を当たり前ととらえる」という便利な表現です。takeの後には短い単語が来ます。

4) Generally people in the United States take it for granted that men also take responsibility in parenting.
(一般的に、アメリカの人は男性も子育てに責任を持つことを当たり前と考えている)

4)のように、当たり前に考えていることが長い場合は、take it for grantedとして、that以下のセンテンスでその考えを表します。

5) The judge granted custody of the children to their mother.
(判事は子供たちの親権を母親に与えた)

6) The engineer was granted a patent on his invention.
(エンジニアに発明の特許が与えられた)

7) We are granted a franchise in the entire city.
(我々は市全域における営業権を与えられている)

5)から7)は「~に(権利、特権など)を認める」という定義になっています。grantは裁判や法律関係でも頻出します。6)と7)はbe grantedと受動態です。日本語では「与えられた」「与えられている」という表現ですが、ここでは「認められて与えられた」として、giveより具体的な意味合いがあります。この文章で使われているFranchiseには色々な意味がありますが、営業権という意味で使われています。(関連記事:思った以上に意味の多い!franchise(フランチャイズ)の使い方)

7) Granted, her resume looks excellent.
(確かに、彼女の履歴書は見事ですね)

7)は副詞的に使っています。先に何らかのやり取りがあって「それを認めた上で」的なニュアンスでgrantedと言っています。文法的に難しく考えずこういう表現として覚えておきましょう。

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